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取手発の起業家を応援したい

木曜日, 3月 23rd, 2017

がんばっペン

取手発の起業家 茨城

毎日新聞2017年3月23日 

 阿見町に住む主婦の戸田さつきさん(37)は5年前、愛犬カンタを事故で亡くした。散歩中に首輪が抜け、車にはねられた。怖くなり、もう1匹のメイを連れ出せなくなった。「安心して散歩をしたい」。首輪と、胴体装着のハーネスを同時につなぐリードを考案。生地を裁断して縫い、金具を取り付けて手作りした。「RUMKA」(ルンカ)の店名で2012年11月からネット販売を展開する。

 今年1月、取手駅西口の貸しオフィス「Match-hako」を事務所に、竜ケ崎税務署に開業届を出し、正式に起業した。オフィスを運営する「とりで起業家支援ネットワーク」主催の第1回ビジネスプランコンテストで最優秀賞に。20日の表彰式で戸田さんは「たくさんの仲間のおかげです。交通事故で亡くなる犬をゼロにしたい」と語った。

 最終審査には戸田さんをはじめ起業志望者ら10人が出店してアピール。都内のデザイン会社に務める勝野直樹さん(35)は入賞を逃したが、取手でグラフィックデザイナーとして独立することを目指す。「広告やホームページを製作して集客するなど、デザインの力で街を活性化していきたい」。意欲あふれる起業家たちを応援したい。

取手みんなのビジネスプランコンテスト

金曜日, 3月 17th, 2017

ビジネスコンテスト

起業家のプラン、投票で市民が応援 取手であすから 

毎日新聞2017年3月17日 

 起業家の取り組みを来場者が投票する「取手みんなのビジネスプランコンテスト」が18~20日、取手市内で初めて開かれる。出店した起業家10人を市民が応援するという地域密着のイベントだ。事務局の片桐由紀子さん(44)は「3連休をマルシェ(市場)感覚で楽しんでいただきたい」と呼びかけている。

 「とりで起業家支援ネットワーク」(代表理事・藤井信吾市長)が主催。取手を拠点に起業することを条件に公募し、応募があった28人から書類選考した。選ばれたのはキッチンカーで弁当・総菜を移動販売▽出張撮影▽インド・ネパール料理の出張サービス▽石けんソムリエ▽生前整理--など十人十色だ。同市新町の商業ビル・リボンとりで3階で販売やサービスを行う。

 起業家のプレゼンテーションを聞いて審査員7人が採点。これに来場者1人につき3票を加える。ネットワーク理事の吉田雅紀さん(63)は「成長性ではなく、地域貢献度、キャラクターや継続性を重視し、地域が元気になるような事業を発掘したい」と話す。

 18日午後1時、プレゼン審査会。店の営業は午後4~6時▽19日午前10時~午後6時▽20日午前10時~午後3時(投票は同日正午まで)。問い合わせは事務局(050・3558・1067)。