取手市--保護強調週間
県や市の文化財公開 「桜田門外の変」講演も ~毎日新聞101027~
取手市は文化財保護強調週間(11月1~7日)に合わせ、
県や市の指定文化財を順次、無料で特別公開する。
最終日の11月7日には旧取手宿本陣(同市取手)で
「桜田門外の変」の経緯に関する講演会が開かれるなど、
歴史と文化の理解を深める企画が多く予定されている。
江戸時代初期に水戸徳川家から本陣に指定された県・市指定文化財
「旧取手宿本陣染野家住宅」では、通常公開日の金~日曜日に加え
11月1~4日も特別公開するため、29日から11月7日まで
連続10日間の公開となる。
3、5、7日には水戸藩八代藩主・徳川斉脩(なりのぶ)の「春蘭の画」と
九代藩主・斉昭の書歌2点の計3点の掛け軸も拝観できる。
また、5~7日には、県指定文化財「長禅寺三世堂」(同市取手)の
内部特別参拝を実施する。
堂内の往路と復路が交わらない珍しい「さざえ堂」様式の構造で、
全国に5棟しか現存しない。3階建ての堂内を一巡すると、
百観音参拝と同じ御利益があるとされる。
問い合わせは市教育総務課(電話0297・74・2141)へ。
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