豊体バイパス完成 つくばみらい

豊体バイパス完成 つくばみらい、渋滞解消に期待 伊奈-谷和原  茨城新聞 20140219

つくばみらい市の伊奈地区と谷和原地区を結ぶ県道常総取手線の交通機能を補完する市道豊体(ぶたい)バイパスが完成し、開通式が18日行われた。総延長800メートルの片側1車線。幅15メートルのうち両側3・5メートルに歩道を整備した。児童やお年寄りなど歩行者の安全確保、慢性的だった交通渋滞の解消が期待される。

市によると、総事業費は約10億円で、負担割合は国55%、県35%、市10%。2008年度から工事が行われていた。

従来の区間は人家が立ち並ぶクランク状の交差点になっており、朝夕の交通渋滞が激しかった。歩道も整備されておらず、歩行者の安全確保が長年の課題だった。バイパス開通で車で約10分の区間が3分に短縮されるという。

市立伊奈中学校体育館で記念式典、現地でくす玉割りなどのセレモニーがあり、橋本昌知事や丹羽雄哉衆院議員、藤田幸久参院議員ら関係者約150人が出席した。

片庭正雄市長は「地域住民の安全が確保される」、橋本知事は「広域交通の一助になることを期待したい」と話した

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