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今日の紙面から

常陽新聞

●航空測量50年の歩み―国土地理院
航空機「くにかぜ」の内部も公開
国土地理院による航空測量の50年を振り返る「空から見た日本の地形『くにかぜ』50周年」の企画展が13日から、つくば市北郷の国土地理院地図と測量の科学館で始まった。

国内では1950年代後半の高度経済成長の幕開けとともに、国土開発や首都圏の整備計画が活発化。これに伴い、大縮尺地図や空中写真の整備の必要性が急速に高まった。

このため、国土地理院は60年に空中写真撮影の測量用航空機「くにかぜ」を導入。61年から経済成長する国土の姿を記録する空中写真撮影、62年からは地磁気の大きさを観測する航空磁気測量を開始した。

73年には後継の2号機「くにかぜⅡ」が導入され、これまでの両機を合わせた飛行距離は、地球14周分(約57万㌔)に相当する。今年は航空測量開始から50周年を迎えた。

また、今年度は3号機「くにかぜⅢ」が導入された。デジタル航空カメラやビデオ映像送信装置、合成開口レーダーの観測機器を搭載し、国土管理の撮影のほか、災害地情報も収集可能で、防災対応にも貢献できる。

企画展では、くにかぜとくにかぜⅡが果たしてきた空中写真撮影や航空磁気測量の役割について紹介。さらに空中写真で見る筑波研究学園や国営ひたちなか海浜公園、羽田空港、千葉県浦安市周辺などの地形の移り変わりをはじめ、歴代の航空カメラ、器材、資料などを展示している。都内やつくば市中心部の空中写真も電子国土基本図(オルソ画像)で床展示している。

企画展は入場無料で、9月20日まで開催。毎週月曜日は休館。21日~8月25日の毎週水曜日には、科学館の地球ひろばに展示してあるくにかぜの内部が公開される。

 

米粉から4時間でパンが作れる 三洋ホームベーカリーGOPAN

コメから焼きたてパン 三洋が家庭用ベーカリー発売へ2010.6.22 17:01
 三洋電機は22日、コメを入れると米粉パンが焼き上がる家庭用ベーカリーを年内に発売することを明らかにした。これまで米粉を使うベーカリーはあったが「コメそのものからパンを作る製品は世界初」(同社)という。人気が高まる米粉パンが、家庭で手軽に作れるようになる。

 22日開いた株主総会でこの製品を説明した佐野精一郎社長は「家庭にあるコメを材料に使えるので、食の安心を求めるニーズにも応えられる」と述べた。

 米粉パンは、コメの消費拡大のため学校給食に採り入れられ、小麦アレルギーを持つ人などの需要も増えている。

 新製品はコメとふくらし粉、水を入れると、内部でコメを米粉に加工し、パンの練り作業から焼き上げまで全自動で行う仕組み。価格や商品名は来月、発表するという。

 茨城新聞~

 すぎのやが農産物直売 今期3店舗、本格参入  

 和食レストランチェーンのすぎのや(坂東市岩井、飯田博社長)は、農産物の直売所事業に本格参入する。13日に1号店を同市辺田の同社本部隣接地で開業したほか、来春までに笠間、下妻両市でも開業予定で、今後も複数店舗を直営でチェーン展開する計画。同社は「直売所は良い食材を扱うという企業イメージ向上にもつながる。飲食店に加え、新たな柱に育てていく」と見据えている。

 直売所は「採れたて市場 旬」の統一ブランド名で展開する。開業が決まっている坂東、笠間、下妻はいずれもパチンコ店や大型店の空き店舗を居抜きで改装し、初期費用を抑え、広い駐車場を確保し、観光客も含めた集客を図る。
 1号店は直売所と飲食のフードコート(38席)を併設。直売は坂東地域や県内の生産者と委託販売の契約をし、野菜やコメを中心に新鮮な商品を販売する。鮮魚は日立久慈浜港から直送し、精肉も地元ローズポークなどを取り扱う。坂東市の名産品も扱う。フードコートでは手打ちそばや蒸し野菜など特徴ある料理を提供。駐車場は120台を確保した。
 笠間市の店舗は9月に開業予定。すぎのや店舗の隣接地で、駐車場300台を確保し、笠間の観光客も取り込む構え。飯田社長は「道の駅のような形で観光バスも誘致し、観光活性化にも貢献したい」と話した。下妻市の店舗は来年2月ごろの開業予定で、駐車場は約120台。
 3店での年間売り上げ目標は3億~5億円と設定する。
 飯田社長は「農産物は地元産を優先し、販売手数料のみで生産者の収入が増える方式にする。熟したおいしい野菜など高品質の商品を扱い、スーパーとの価格競争はしない。新鮮野菜の自社レストランへの利用など、さまざまな相乗効果も広める」と強調した。

 

茨城新聞~

ひたちサンドアートフェスティバルin河原子

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