常総線に「うた声」列車

常総線に「うた声」列車  ~常陽新聞100829~

水海道─下館間、懐かしの曲など楽しむ

関東鉄道常総線に28日、 「うた声列車」 が運行し、 水海道―下館駅間33・6㌔を往復した。 常総、 土浦、 取手市などから約70人が参加。 シンガーソングライターの人見麻紀子さんも乗り込み、 懐かしい歌謡曲や童謡を一緒に歌ったり、 常総市内の食材で作ったお弁当を食べるなどして往復約3時間の旅を楽しんだ。
 
「大好きいばらき県民会議」 の常総市内のメンバーでつくる 「ネットワーカー常総市」 (堀越輝子代表、 会員約40人) が、 地元のすばらしさを市内外にPRし、 ふるさとの良さを再発見しようと企画運営した。 今月1日には東京都千代田区有楽町の商業施設内でチラシをまいてPRするなどして参加者を募った。
 
車両の先頭に 「歌声」 と書かれたヘッドマークを付けた2両編成の臨時貸切列車が運行した。 1両目が客車、 2両目が食堂車に見立てられ、 参加者は1両目で人見さんと一緒に歌を歌ったり、 黄金色に実った田んぼの風景を見るなどして過ごした。 昼食時には食堂車に移動し、 弁当を食べたり、 地元で取れた野菜や特産品を購入するなどした。 長谷川典子常総市長も往路同乗し、 一緒に歌を歌うなどして雰囲気を盛り上げた。
 
堀越代表は 「常総線沿線は水田地帯で、 この時期、 黄金色に実った田んぼが広がる。 車社会で公共交通に乗る機会が少ない中、 風景を楽しんだり、おしゃべりをしたり、 歌を歌うなど、 列車ならではの旅の良さを知ってもらい、 常総線にまた乗ってくれるお客さんが増えれば」 と話していた。 

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