高齢者向け健康遊具設置 ~常陽新聞100918~
取手の「とがしら公園」
高齢化が進む取手市戸頭住宅団地内のとがしら公園に、 高齢者向け健康遊具7基が設置され、 17日、 住民にお披露目された。 上半身から下半身運動まで一連の運動ができる遊具計7基が設置されたのは市内で初めて。
設置されたのは、 ストレッチ体操ができる 「背伸ばしステーション」、 バランス感覚を養うことができ転倒予防に役立つ 「バランス円盤」、 足腰の筋力アップに役立つ 「ダブル踏み台昇降」 など。 60歳代向けで介護予防に役立つよう工夫してあるが、 だれでも利用できる。
市民協働による公園づくりに取り組んでいる同市が、 地元自治会や高齢者クラブ、 ウオーキング愛好団体の代表者7人による検討委員会を設置し、 今年5月から遊具の選定などを進めてきた。 設置費は計約346万円。
17日は、 自治会や高齢者団体のメンバーら約40人が集まってオープニングセレモニーが催され、 遊具メーカーの関係者が使用方法などを説明。 その後、 実際に遊具を体験した。
篠田信吾自治会長 (60) は 「戸頭団地は日ごろからウオーキングをする人が非常に多い。 今回全身をバランスよく鍛える器具を設置していただいたので、 歩くだけでなくウオーキングの途中に立ち寄って利用し、 健康な街だと言われるようにしていきたい」 と話し、 藤井信吾市長は 「高齢者が家に引きこもることなく、 外に出て多くの人と語らう生活をするためにも、 健康遊具を使い込んでいただきたい」 としている。
全国郷土紙聯合 にも記事が紹介されました
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