清掃活動:毎日新聞販売店呼び掛け、2カ所で実施 ~毎日新聞101017~
毎日新聞販売店の呼び掛けで行う恒例の清掃活動が16日、古河市の渡良瀬川河川敷と水戸市の千波湖畔であった。環境保全と地球温暖化防止につなげる活動で、参加者は秋晴れの下、ごみ拾いに汗を流した。
●渡良瀬川河川敷
古河市では、「茨城県南部毎日会」(添田憲二会長)が渡良瀬川の旧三国橋付近で「渡良瀬川クリーン大作戦」を実施。市の後援を受け、参加した市民約30人と販売店従業員ら計約100人が軍手とごみ袋を手に、午前10時ごろから約1時間で、ペットボトルや空き缶、使い捨てライターなどごみ約1トンを拾い集めた。
牛久市から参加した女性(60)は「天候が良く楽しくごみ拾いができました。帰りは市内を見て帰ります」と話していた。地元エアロビクスの愛好団体「オレンジクラブ」の会員、主婦、川端玲子さん(58)は「エアロビクスと違う、気持ちの良い汗が流せた」と笑顔で話した。昨年も参加した「古河バードウォッチングクラブ」のメンバー、山田孝司さん(56)は「トビ、ヒヨドリ、モズなど約5種類の観察ができました。野鳥のためにもごみを減らして、すみよい環境を作りたい」と述べ、ごみ拾いと野鳥観察を楽しんだ。【宮本寛治】
●千波湖畔
一方、「県東部毎日会」(縣一夫会長)の会員ら約25人は千波湖周辺を清掃した。この日は映画「桜田門外ノ変」の公開日とあって、湖畔のオープンロケセットがにぎわう中、約1時間半にわたり、ごみを拾った。たばこの吸い殻やペットボトルのごみが目立った。縣会長は「人目に付く場所はきれいになっているが、裏の方へ行くとごみも多かった。市民の憩いの場なのできれいに使ってほしい」と話していた。【鈴木敬子】