石塚英彦さん福島避難者と交流 取手

常陽新聞110516-2

~常陽新聞 20110516~

石塚英彦さん福島避難者を激励

取手でフットサルなど楽しむ

お笑いタレントの石塚英彦さん(49)が15日、取手市を訪れ、

同市白山の取手競輪場選手宿舎に避難している

福島県南相馬市の住民らを激励した。

同市教育委員会指導主事の石塚康英さんといとこ同士という縁で激励に訪れた。

これまでも、同宿舎に避難している子どもたち全員に、

励ましの言葉を添えたサイン入り色紙を贈るなどしてきたという。

同日、東京芸大美術学部先端芸術表現科の学生ら約50人が、

同市小文間の同大取手キャンパスで開いた激励会に参加し、

避難者約40人と一緒に、フットサルやバーベキューを楽しんだ。

サッカーボールを食べるそぶりをしながら「まいうー」

を連発するなど会場を沸かせていた。

石塚英彦さんは「(津波で)家が無いとか、(放射能で)自分の家に戻れないなど、

家がある自分にとっては想像の世界でしかないので軽々しく

『頑張れ』とは言えないが、ほんの一瞬でも1㍉でも(激励が)プラスになれば」とし、

「今後、まちが復興して観光客を呼ぼうという段階になったら、

テレビ番組を通してまちを盛り上げる方に協力させていただきたい」と話している。

福島第1原発から20㌔圏内の南相馬市内で美容院を経営し、

事故後、家族5人で取手競輪場に避難している鈴木安子さん(61)は

「小学1年生の孫も石ちゃんから色紙をいただき、

きょう会えるのをとても楽しみにしていた。感激している」と話していた。
 

~産経新聞2011.05.16~
タレント・石塚さん、避難者と交流 
 
 ギャグ連発「笑い」で激励

 タレントの石塚英彦さん(49)が15日、

取手市白山の取手競輪場選手宿舎や同市小文間の東京芸大キャンパスを訪れ、

福島県南相馬市からの避難者と交流した。

 同市教委にいるいとこの職員の仲介で訪問。

オーバーオールにTシャツというおなじみのスタイルの石塚さんは、

最初に取手競輪場選手宿舎ではお年寄りたちと交流。このあと、

東京芸大キャンパスで小中学生らとフットサルを楽しんだ。

ゲームが始まる前には「さぁ、サッカーバージョンになるぞ」

といって黄色いタオルをほおかぶりすると、周囲から大きな笑い声。

練習中には「まいうー」とギャグを連発し、避難者や学生らを喜ばせた。

 石塚さんは「『がんばれ』とは軽々しくいえない。

ほんの一瞬でもプラスになればいいなと思っています。

復興したらいの一番に(被災地を)訪れたい」と話していた。

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