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読みやすい起承転結に毎朝頷いています

~20110614~

ドングリの背比べ、なんていったら政界のドングリたちが気を悪くするかもしれないが、菅首相の後継レースをみていると、ついそんな言葉を思い浮かべてしまう

競馬に例えるなら本命、対抗馬が見当たらず、穴馬ぞろいといったレース展開だ。ここへきて数人の名前が急浮上し、数馬身リードといわれているが、このままゴールまで逃げ切れるかは予断を許さない

そもそも菅首相が退陣時期を明言しない限り、肝心のゴールさえ見えないレースだ。民主党内の後継者難が結果的に菅首相の延命を後押ししているとの見方もあり、後継レースをさらにつまらなくしている

首相支持理由で最も多いのが「ほかに適当な人がいないから」という世論調査結果はそんな人材不足を浮き彫りにした証しだろう。その背後に「誰がやっても同じ」といった諦めがあるとしたら世論の政治不信は深刻だ

ドングリといえば、童謡「どんぐりころころ」は誤って池にはまったドングリの話。出てきたドジョウとしばらく喜んで遊んだが、やっぱり山が恋しくなり、泣いてドジョウを困らせた、と結ばれている

何の脈絡もないが、こんな歌まで思い出した。(本)

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