読み返した日記帳
2月で60歳になりました。自分が想像していたような落ち着いた老人ではなくて、戸惑っています。
体は確実に年を取っているのか、東日本大震災と前後して体調を崩し、半年間病院と家を往復するだけでした。これからの年月は、今までの延長のようには生活できないと切実に思ったものです。
少しずつ身辺整理をしようと思い立ち、日記帳の整理を始めました。いつか捨てようと思っていたものの、決心がつかずにいたのです。高校1年から書き始めましたが、読み返すのは30年ぶりかもしれません。
これが大感動でした。高校生らしく純粋な気持ちが書かれ、「20年、30年過ぎた時に、これでよかったと思える人生を歩みたい」と締めくくってありました。その後は進学、社会人、悩んだ末の結婚と続きます。
何日もかかって読み終えると、「あの時こうしておけば良かった。こう言っておけば人生がもっと違っていたかもしれない」という迷いが、すべて吹き飛んでいたのです。
一番良い道を選んでこられたのだと納得できました。今まで感謝が足りなかったと思いました。もちろん、主人と家族にです。
何だかこのことに気付くために病気になったような気がします。一日一日がとても貴重で輝いています。
日記帳を読み返してよかった。これからの日記には、感謝の気持ちがつづれると思います。
キュンとなる文章が
^ ^*にとってのHappyNewsです
柔らかな心で年を重ねていきたい
できるなら知恵袋をもった年寄りになりたいと願います
知恵と言えば
鍋のお焦げは、クレンザーと重曹を溶かした水を沸騰させ、そのまま放置
あらまぁ ピッカピカ!
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