取手で初のジャズフェスティバル

取手で初のジャズフェスティバル
美術だけでなく音楽も
「アートのまち」として知られる取手市を、美術だけでなく音楽も盛んなまちにしようと、25、26の2日間、同市で初めてのジャズフェスティバルが開かれる。仕掛け人となったのは地元のジャズ愛好家らだ。「取手でこれからジャズやポップス、ロック、ラテンなどを含めたアマチュアバンドの野外音楽フェスティバスが毎年開かれ、市内外から1000人、2000人規模の音楽愛好家が詰め掛けるイベントにしたい」と夢を抱いており、「将来取手が、吹奏楽の甲子園と呼ばれる『普門館』のようになれば」と話している。
■遺志引き継ぐ
仕掛け人は、市内のアマチュアジャズバンド「スゥイング80(エイティ)」のバンドマスターで同市政策推進部長の岡田儀春さん(56)らだ。3年前から、利根川の河川敷きなどで野外ジャズフェスティバルを開催することを計画していた、つくば市のアマバンド「スターライトジャズオーケストラ」バンドマスター、渡辺忠義さんの夢を引き継いだ。
渡辺さんは昨年5月、病気で急死。渡辺さんの遺志を引き継ぎ、近隣のバンド仲間と共に、市の応援を得て、取手のひなまつりに合わせた開催にこぎつけた。
フェスティバルには市内の3つのアマチュアバンドと、常磐線沿線の千葉県我孫子市、柏市などから計7バンドが出演する。ほかにプロの公演も開かれる。
■吹奏楽部指導に成果
取手市は、1991年に東京芸大美術学部の施設がある取手キャンパスが開設されたのをきっかけに、アートのまちづくりに取り組んできた。翌92年に市長賞を新設し、芸大生の優秀な美術作品2作品を毎年購入し公共施設に展示したり、駅前の歩道に現代美術作品を展示したり、立体交差の道路の壁などに壁画を描いてもらうなどしてきた。
美術によるまちづくりはいま、市と芸大、市民による「取手アートプロジェクト」として花開き、今月4日、地域づくりに貢献したとして総務大臣賞を受賞するなど全国的にも注目されるようになっている。
美術が注目される一方で同市は、芸大と連携し、音楽にも力を入れてきた。1997年から芸大音楽学部や音楽研究科の学生が市内の中学校を訪れ、吹奏楽部員の指導を続けている。市内の公民館では毎年、音楽研究科などの学生がミニコンサートを開き、普段着で聞けるクラシックとして市民に定着している。
近年は、市内の中学校吹奏楽部が毎年、県内の大会で上位の成績を収めるようになっているという。
さらに芸大生の指導を受けた中学生が高校や大学を出て社会人になり、ジャズやポップスなどのアマチュアバンドを結成し活動している人もいると話す。現在市内には社会人の吹奏楽団が三つあり、「人口11万人の市に三つもあるのは特異」だという。
岡田さんは「音楽フェスティバルを定着させることを通してさらに地域の愛好家を発掘し、美術だけでなく音楽も含めたアートの交流人口を増やし、まちを活性化したい」と力を込める。
取手ジャズフェスティバルは25、26の2日間、同市東の市民会館大ホールをメーン会場に開催される。昼間はアマチュアの7バンドが公演するほか、午後5時からはジャズピアニストの佐山雅弘氏らジャズの国内トップミュージシャンが公演する。プロのみ入場料1日600円。

常陽新聞一面に 取手!ジャズ!これは、HappyRecipeに書かなきゃ!!

取手で初のジャズフェスティバル ~常陽新聞20120220~

美術だけでなく音楽も

「アートのまち」として知られる取手市を、美術だけでなく音楽も盛んなまちにしようと、25、26の2日間、同市で初めてのジャズフェスティバルが開かれる。仕掛け人となったのは地元のジャズ愛好家らだ。「取手でこれからジャズやポップス、ロック、ラテンなどを含めたアマチュアバンドの野外音楽フェスティバスが毎年開かれ、市内外から1000人、2000人規模の音楽愛好家が詰め掛けるイベントにしたい」と夢を抱いており、「将来取手が、吹奏楽の甲子園と呼ばれる『普門館』のようになれば」と話している。

遺志引き継ぐ

仕掛け人は、市内のアマチュアジャズバンド「スゥイング80(エイティ)」のバンドマスターで同市政策推進部長の岡田儀春さん(56)らだ。3年前から、利根川の河川敷きなどで野外ジャズフェスティバルを開催することを計画していた、つくば市のアマバンド「スターライトジャズオーケストラ」バンドマスター、渡辺忠義さんの夢を引き継いだ。

渡辺さんは昨年5月、病気で急死。渡辺さんの遺志を引き継ぎ、近隣のバンド仲間と共に、市の応援を得て、取手のひなまつりに合わせた開催にこぎつけた。

フェスティバルには市内の3つのアマチュアバンドと、常磐線沿線の千葉県我孫子市、柏市などから計7バンドが出演する。ほかにプロの公演も開かれる。

吹奏楽部指導に成果

取手市は、1991年に東京芸大美術学部の施設がある取手キャンパスが開設されたのをきっかけに、アートのまちづくりに取り組んできた。翌92年に市長賞を新設し、芸大生の優秀な美術作品2作品を毎年購入し公共施設に展示したり、駅前の歩道に現代美術作品を展示したり、立体交差の道路の壁などに壁画を描いてもらうなどしてきた。

美術によるまちづくりはいま、市と芸大、市民による「取手アートプロジェクト」として花開き、今月4日、地域づくりに貢献したとして総務大臣賞を受賞するなど全国的にも注目されるようになっている。

美術が注目される一方で同市は、芸大と連携し、音楽にも力を入れてきた。1997年から芸大音楽学部や音楽研究科の学生が市内の中学校を訪れ、吹奏楽部員の指導を続けている。市内の公民館では毎年、音楽研究科などの学生がミニコンサートを開き、普段着で聞けるクラシックとして市民に定着している。

近年は、市内の中学校吹奏楽部が毎年、県内の大会で上位の成績を収めるようになっているという。

さらに芸大生の指導を受けた中学生が高校や大学を出て社会人になり、ジャズやポップスなどのアマチュアバンドを結成し活動している人もいると話す。現在市内には社会人の吹奏楽団が三つあり、「人口11万人の市に三つもあるのは特異」だという。

岡田さんは「音楽フェスティバルを定着させることを通してさらに地域の愛好家を発掘し、美術だけでなく音楽も含めたアートの交流人口を増やし、まちを活性化したい」と力を込める。

取手ジャズフェスティバルは25、26の2日間、同市東の市民会館大ホールをメーン会場に開催される。昼間はアマチュアの7バンドが公演するほか、午後5時からはジャズピアニストの佐山雅弘氏らジャズの国内トップミュージシャンが公演する。プロのみ入場料1日600円。

j-120220

以下 取手市HPより抜粋

メイン会場 取手市民会館

平成24年2月25日(土曜日)

アマチュアステージ 午後1時10分から (12時40分開場)

午後1時20分から Swing ’80(スウィング エイティ)

午後2時10分から ALL THAT JAZZ(オール ザット ジャズ)

午後3時から ジャズ・タイム

プロステージ    午後5時30分から (午後5時開場)

午後5時30分から フロントページ・オーケストラ

午後7時から 佐山雅弘トリオ ”Vintage” (ヴィンテージ)

平成24年2月26日(日曜日)

アマチュアステージ 午前11時から (午前10時30分開場)

午前11時10分から スターライト・ジャズ・オーケストラ

12時から 高砂Jazz Orchestra(タカサゴ ジャズ オーケストラ)

12時50分から パーカッションワークショップ

午後1時40分から ルートMJQ(ルート エムジェーキュー)

午後2時30分から フリソンジャズオーケストラ

プロステージ    午後5時30分から (午後5時開場)

午後5時30分から 大坂昌彦スペシャルユニット ”Standard Busters” (スタンダード バスターズ)

午後7時から 本田雅人&佐山雅弘スペシャルユニット ”The Witches”  (ザ ウィッチィズ)

特設会場 取手駅西口駐車場(旧とうきゅう駐車場)(雨天中止)

平成24年2月25日(土曜日)

アマチュアステージ

午後1時から2時まで スターライト・ジャズ・オーケストラ

平成24年2月26日(日曜日)

アマチュアステージ

午後2時から3時まで ジャズ・タイム

午後3時から4時まで スターライト・ジャズ・オーケストラ

特設会場 取手駅東口大師通り(大師公園)(雨天中止)

平成24年2月25日(土曜日)

アマチュアステージ

12時から午後1時まで スターライト・ジャズ・オーケストラ

特設会場 パペエテ(取手市取手2-3-13 和泉ビル2階)

アマチュアステージ

午後7時から ルートMJQ(ルート エムジェーキュー)

(別途飲食代が必要となります)の2日間、同市東の市民会館大ホールをメーン会場に開催される。昼間はアマチュアの7バンドが公演するほか、午後5時からはジャズピアニストの佐山雅弘氏らジャズの国内トップミュージシャンが公演する。プロのみ入場料1日600円。

取手市民会館入場料について

プロステージは、1日券600円、2日券1,000円。

アマチュアステージは、無料。

チケットのお問い合わせは、取手市文化事業団(電話0297-73-3251)

取手宿ひなまつり縁日と同日開催です

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