取手で、安住財務相が対話集会

消費税増税に理解求める
取手で、安住財務相が対話集会
「社会保障と税の一体改革」をテーマにした安住淳財務相との対話集会が20日、取手市寺田の市福祉交流センターで開かれた。
安住財務相は「増税しなければ、孫や子に膨大な借金を残してしまう。消費税でなく所得税中心にすると若い世代に負担がいくので、全世代型でお願いすると消費税になる」などと話し、消費税増税に理解を求めた。
各大臣が参加し、政府が2月から全国各地で開催している「『明日の安心』対話集会」の一環で、茨城での開催は全国で14番目。インターネットで応募した県民50人が参加した。
参加者からは「消費税値上げ前にやらなくてはいけないことがある。官僚の天下りや渡りを無くすなどマニフェストが果たされていない」(龍ケ崎市、建設業、50代男性)、「社会保障給付費が毎年1兆円ずつ増えているなら、今回限りで、もう値上げしないということではない。根本的な解決に取り組んでほしい」(取手市、会社員、20代男性)など慎重な意見が多く出された。
これに対し安住財務相は「無駄の削減は永遠にやらないといけない。それをやってから消費税を上げるということではない」「生活保護の受給見直しや、新薬でなくジェネリックを使うなど、点検して切り込むところは切り込む」などと説明。「前向きな意見が多く、消費税に対する理解がかなり進んでいると感じた。国会議員の歳費と定数削減について身を切る努力をしたい」などと話した。

消費税増税に理解求める ~常陽新聞20120321~

取手で、安住財務相が対話集会

「社会保障と税の一体改革」をテーマにした安住淳財務相との対話集会が20日、取手市寺田の市福祉交流センターで開かれた。

安住財務相は「増税しなければ、孫や子に膨大な借金を残してしまう。消費税でなく所得税中心にすると若い世代に負担がいくので、全世代型でお願いすると消費税になる」などと話し、消費税増税に理解を求めた。

各大臣が参加し、政府が2月から全国各地で開催している「『明日の安心』対話集会」の一環で、茨城での開催は全国で14番目。インターネットで応募した県民50人が参加した。

参加者からは「消費税値上げ前にやらなくてはいけないことがある。官僚の天下りや渡りを無くすなどマニフェストが果たされていない」(龍ケ崎市、建設業、50代男性)、「社会保障給付費が毎年1兆円ずつ増えているなら、今回限りで、もう値上げしないということではない。根本的な解決に取り組んでほしい」(取手市、会社員、20代男性)など慎重な意見が多く出された。

これに対し安住財務相は「無駄の削減は永遠にやらないといけない。それをやってから消費税を上げるということではない」「生活保護の受給見直しや、新薬でなくジェネリックを使うなど、点検して切り込むところは切り込む」などと説明。「前向きな意見が多く、消費税に対する理解がかなり進んでいると感じた。国会議員の歳費と定数削減について身を切る努力をしたい」などと話した。

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