空気神社:世界唯一、ご神体は「空気」…山形・朝日町
毎日新聞 2012年06月03日 11時50分(最終更新 06月03日 11時57分)
ご神体(手前)を前にお参りをする観光客ら=山形県朝日町白倉の空気神社で、2012年6月2日、前田洋平撮影
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世界で唯一の「空気神社」が山形県朝日町にある。本殿の地下室にある12個の甕(かめ)に納められた「空気」がご神体だ。その地下室を年に一度3日間だけ公開する「空気まつり」が2日始まった。
大朝日岳の懐に抱かれた同町。空気もおいしい。そんな町のシンボルにと町民有志が90年に神社を建てた。町も91年、世界環境デーの6月5日を「空気の日」と定め、その前後にまつりが開かれている。
2拝、4拍手、上を仰いで空気を吸い込み、最後に1拝。参拝客はこの作法で空気に感謝をささげる。町特産のダチョウのソーセージもまつり会場に並ぶが、深呼吸が何よりのごちそうだ
空気神社 世界唯一、ご神体は「空気」…山形・朝日町 ~毎日新聞20120603~
ご神体(手前)を前にお参りをする観光客ら=山形県朝日町白倉の空気神社で、2012年6月2日、前田洋平撮影
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世界で唯一の「空気神社」が山形県朝日町にある。本殿の地下室にある12個の甕(かめ)に納められた「空気」がご神体だ。その地下室を年に一度3日間だけ公開する「空気まつり」が2日始まった。
大朝日岳の懐に抱かれた同町。空気もおいしい。そんな町のシンボルにと町民有志が90年に神社を建てた。町も91年、世界環境デーの6月5日を「空気の日」と定め、その前後にまつりが開かれている。
2拝、4拍手、上を仰いで空気を吸い込み、最後に1拝。参拝客はこの作法で空気に感謝をささげる。町特産のダチョウのソーセージもまつり会場に並ぶが、深呼吸が何よりのごちそうだ