毎日新聞 女の気持ちより

女の気持ち:漢検に挑戦 千葉市中央区・鈴木美佐子(主婦・66歳)
毎日新聞 2012年07月06日 東京朝刊
先月17日、日本漢字能力検定4級のテストを初めて受検しました。勉強不足で合格が危ぶまれます。
その日まで勉強し、通信教育で取り寄せた問題集に沿って漢字をノートに書いて、分かったつもりが数日たつと忘れてしまう。
解答を見ると「ああ、そうだ、そうだ」と思い出す。いくつになっても、テストを受ける時は、準備万端とはいかないものです。
漢字検定を受けようと思ったきっかけは、小学5年の孫の国語の宿題に付き合った時、漢字が書けなかったからです。
「ぎょうにんべんの漢字を書きなさい」という問題だったと思いますが、答えが出てこない。一つ、二つまでで、後は思い浮かばない。
答えを見ると、ああ、こんな漢字もあるじゃないかと。読めても書けない。知っているはずなのに、思い出して書くことができない。
孫に偉そうなことは言えない。「一から出直しだ」と思い立ったのです。
次回のテストは10月にあるので、4級が合格していたら3級に挑戦し、もし合格していなければ4級と3級を同じ日に受けることができるので、再挑戦します。
むずかしいかな。でも頑張ります。こんな気持ちにさせてくれた孫に感謝です。
漢字検定の会場には、老眼鏡をかけながら解答用紙に向かっている受検生はいませんでした。これからも勉強します。

女の気持ち 漢検に挑戦 ~毎日新聞20120706~

先月17日、日本漢字能力検定4級のテストを初めて受検しました。勉強不足で合格が危ぶまれます。

その日まで勉強し、通信教育で取り寄せた問題集に沿って漢字をノートに書いて、分かったつもりが数日たつと忘れてしまう。

解答を見ると「ああ、そうだ、そうだ」と思い出す。いくつになっても、テストを受ける時は、準備万端とはいかないものです。

漢字検定を受けようと思ったきっかけは、小学5年の孫の国語の宿題に付き合った時、漢字が書けなかったからです。

「ぎょうにんべんの漢字を書きなさい」という問題だったと思いますが、答えが出てこない。一つ、二つまでで、後は思い浮かばない。

答えを見ると、ああ、こんな漢字もあるじゃないかと。読めても書けない。知っているはずなのに、思い出して書くことができない。

孫に偉そうなことは言えない。「一から出直しだ」と思い立ったのです。

次回のテストは10月にあるので、4級が合格していたら3級に挑戦し、もし合格していなければ4級と3級を同じ日に受けることができるので、再挑戦します。

むずかしいかな。でも頑張ります。こんな気持ちにさせてくれた孫に感謝です。

漢字検定の会場には、老眼鏡をかけながら解答用紙に向かっている受検生はいませんでした。これからも勉強します。

Tags:

Leave a Reply