出版:利根の郷土史7冊 仁平正夫さん、神社・仏閣など歩き 公共施設に無料で配布 /茨城
毎日新聞 2012年07月31日 地方版
◇パソコンで編集 「今後も続けたい」
利根町布川の無職、仁平正夫さん(77)が町内の神社や仏閣などをくまなく歩き、パソコンを駆使して、7冊の郷土史に編集し出版した。冊子は役場や図書館などの公共施設に置かれ、郷土史研究家らの間で人気を呼んでいる。【中野秀喜】
仁平さんが冊子を編集しようと思ったのは、8年前の7月、心筋梗塞(こうそく)で突然倒れたのがきっかけという。一命は取り留めたものの、医師から、リハビリで歩くことを勧められ「この機会に郷土のことをもっと知ろう」と、デジタルカメラを片手に散歩を始めた。
行く先々で住職や神主らから、神社や寺にまつわる祭りなどの言い伝えを聞き「子供や若い人らに伝えたい」と、文献や資料なども参考に執筆を始めた。最初に出版したのは09年12月の「利根町 歩きある記」(A4判50ページ)。続いて10年10月から今年3月までに、続編6冊を立て続けに出版。印刷会社に依頼せず独学でマスターしたパソコンで各冊約50部を印刷し、公共機関などに無料配布した。
出版:利根の郷土史7冊 仁平正夫さん、神社・仏閣など歩き 公共施設に無料で配布 ~毎日新聞20120831~
パソコンで編集 「今後も続けたい」
利根町布川の無職、仁平正夫さん(77)が町内の神社や仏閣などをくまなく歩き、パソコンを駆使して、7冊の郷土史に編集し出版した。冊子は役場や図書館などの公共施設に置かれ、郷土史研究家らの間で人気を呼んでいる。【中野秀喜】
仁平さんが冊子を編集しようと思ったのは、8年前の7月、心筋梗塞(こうそく)で突然倒れたのがきっかけという。一命は取り留めたものの、医師から、リハビリで歩くことを勧められ「この機会に郷土のことをもっと知ろう」と、デジタルカメラを片手に散歩を始めた。
行く先々で住職や神主らから、神社や寺にまつわる祭りなどの言い伝えを聞き「子供や若い人らに伝えたい」と、文献や資料なども参考に執筆を始めた。最初に出版したのは09年12月の「利根町 歩きある記」(A4判50ページ)。続いて10年10月から今年3月までに、続編6冊を立て続けに出版。印刷会社に依頼せず独学でマスターしたパソコンで各冊約50部を印刷し、公共機関などに無料配布した。
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