嘱託警察犬候補の足跡追跡に「おぬまなな」参加

嘱託警察犬候補、嗅覚競う水戸で研修会 茨城新聞20130615

県警の嘱託警察犬の訓練状況を確認する研修会が14日、水戸市中河内町の那珂川河川敷で開かれた。来年の嘱託警察犬を選ぶ11月の審査会へ向け、犬31頭と訓練士17人が参加した。

審査会は足跡のにおいを追って遺留品を発見する「足跡追及」と、目的のにおいを嗅いだ後、同じにおいを選ぶ「臭気選別」の2部門で行われ、犬たちは鼻を地面につけ、懸命ににおいを追っていた。

シェパードの「イレーネフォンノルトリッヒト」(雌、7歳)と出場した古河市の扇田ナカ子さん(74)は「決勝には残れなかったが、完走できたことを褒めてあげたい」と愛犬をねぎらった。

足跡追及部門では古河市の坂井稔さんが育てるシェパードの「マリアフォムハウスノルネ」(雌、7歳)が、臭気選別部門ではつくば市の福島晶子さんが育てるシェパードの「ディアナフォンデァナハトムズィーク」(雌、9歳)がそれぞれ優勝した。

嘱託警察犬は県警の要請を受け、事件現場で犯人の追跡や遺留品の捜索に従事する犬。一般の家庭で飼育、訓練され、毎年11月ごろの審査会を通過すると嘱託警察犬として指定される。県内では16頭が嘱託されている。

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