ひと紀行 市シティプロモーションマネージャー・進藤道子さん 毎日新聞 20140524
守谷の魅力を発掘・発信 進藤道子さん
「子どもを自転車で遊ばせたい」。4年前、横浜市から守谷市に移り住んだ。
つくば市には実家もあり、会社員の夫喜幸さん(36)が勤務する東京都内にも近い。
何よりも緑が多いことを気に入っている。
「公園も多く、伸び伸びと子育てができる」。
昨年は夫と子ども2人の4人で8回もキャンプに出かけた。
中高校時代など計6年間、研究者の父の仕事のため、米国シカゴ、ダラスで過ごした。
「英語のシャワーを浴び、中学の最初3カ月は英語が全く分からず、半年間はしゃべれなかった」。
学校生活を楽しみたいと考え、同級生らに積極的に話しかけた。
「初対面でも緊張しないで話すことができるようになった」
大学院修了後、都内で国際見本市を企画する会社に就職。
ブックフェアのため、書店への飛び込み営業も行った。
「社員同士のアピールも盛んな会社で、度胸がついた」。
結婚退職後、県南の地域情報誌「シンヴィング」記者に転身。
いずれも米国生活で得たプラス思考の性格が生きた。
「守谷の顔となる仕事に挑戦したい」として、市の広報活動の専門職に応募。
4月から勤務している。「守谷の魅力を発掘・発信し、知名度を上げたい。
市民も巻き込んだ形で分かりやすく、工夫してPRしていきたい」。
守谷市のPRに向け、物おじしない性格を生かしていくつもりだ。
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