関鉄がブライダルトレイン運行

2人の新生活、出発進行 関鉄がブライダルトレイン運行 産経新聞20141029

関東鉄道(土浦市)は、常総線の車内や駅で結婚式が行える「ブライダルトレイン」の運行を開始する。11月3日に行われる水海道車両基地(常総市水海道高野町)の公開イベントで使用する車両を展示し、申し込みの受け付けを始める。常総線になじみの深い地元の住民や全国の鉄道ファンらの利用を見込む。

ブライダルトレインは、水海道車両基地を出発し、下妻駅のホームで駅長を立会人として挙式して、守谷駅へと折り返す約47キロの行程で、所要約2時間。その後、守谷駅から守谷市内の式場までバスで移動し、披露宴を行うという。

水海道車両基地では、停車中の車両をバックにして集合写真を撮影するほか、運行中の車内では、新郎新婦が車掌に扮(ふん)して参列者の記念切符にハサミを入れる「初めての共同作業」を行うなど、鉄道ファンでなくても楽しめるようなイベントが用意されている。

また、結婚式前に記念撮影をする「前撮り」プランも用意しており、新郎新婦が車両基地を訪れて、列車の運転席などで記念撮影をすることも可能という。

自らも鉄道ファンで、関東鉄道でのブライダルトレインを企画した秋山写真工房(東京都港区)の栗賀亮輔さん(26)は「鉄道が好きな人だけでなく、沿線に住んでいる人にも利用してほしい」と話した。

料金は、参列者40人で1両編成貸し切り、式場での披露宴込みのプランが150万円から。

車両基地などでの前撮りプランは、衣装などの費用込みで約25万円からで、前撮りプランだけの利用も可能という。

問い合わせは、関東鉄道鉄道部(電)029・822・3718。

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