取手市内で不燃ごみ

ゴミ収集車火災 スプレー缶原因か 取手で今月2件  茨城
毎日新聞 2015年06月20日

 取手市内で不燃ごみに混入したスプレー缶が原因と見られる、ごみ収集車の車両火災が今月だけで2件発生した。市消防本部によると昨年の発生はゼロだった。本来、缶は資源ごみで、使い切るか完全に残量を抜くのがルール。同本部や市は分別とガス抜きの徹底を呼びかけている。

 19日午前9時50分ごろ、同市台宿2でごみ収集車から出火、化学消防車などが出動したが、大量のごみが焼け、車も損傷。同本部によると、焼け跡から制汗スプレーなどスプレー缶が数十本、ライターの束もあった。

 同本部が原因を調査中だが、ガスが残る缶が収集車の中でプレスされる時に、火花などで着火したらしい。

 今月5日にも同市井野2の井野第2団地で同様の火災が発生、スプレー缶多数が見つかっている。同市の川田清まちづくり振興部長は「モラルの問題。ホームページで注意を喚起する」と話している。

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