退院後食欲のないしんちゃんだけど
この食堂では、「もりもり」(笑)
食べやすいんだね。きっと。
母と
母は、13歳の頃終戦を迎えた。
祖母は心臓が丈夫でなく、時々発作を起こしていた。
だから?なのか 祖父は、内地で働いていた。
母は長女、祖母の発作が起きるととなり村まで先生を迎えに行く。
医者を人力車に載せて、年子の弟と往復する。
安静の間は、主婦をする。
学校では、畑仕事は勿論のこと、どんぐりひろい1日2kg?イナゴ取り。
兵隊さんの食べるものを採っていたと言う。
龍ケ崎飛行場が近かった。
敵機が来ると、近所の神社に隠れる。
母は、関東大会に出場するほど瞬足だった。
「防空壕なんてなかったよ」
そんな話をした『お盆』だった。