交通死亡事故ゼロ 利根町、県内最長 1980年以降、連続2310日超に
毎日新聞2016年2月9日
茨城県 利根町内の交通死亡事故ゼロの日が連続2310日を超え、県警が把握する1980年以降で県内最長となった。さらにゼロ記録を続けるため、町と取手署などは1月29日、同町もえぎ野台のスーパー前で、チラシを配る啓発活動を行った。
町内では2009年9月21日夕、乗用車に追突された自転車の男性が死亡したのを最後に、2月7日現在、死亡事故は起きていない。過去最長は旧水府村(現常陸太田市)で、1995年2月8日まで2309日間連続ゼロだった。利根町は1月19日に連続2310日を達成し、その後も記録を伸ばしている。
啓発活動に先立ち、同町役場で約40人が出陣式を挙行。遠山務町長は「3000日を目標に頑張りたい」。吉村毅取手署長も「町民の一致団結の成果だ」と述べた。