セーブオンが山形・福島・茨城から撤退へ

セーブオンが山形・福島・茨城から撤退へ 群馬近郊に資源集中

産経新聞 20160222

 ベイシアグループが展開するコンビニエンスストア「セーブオン」(前橋市)が、山形、福島、茨城3県からの撤退を検討していることが19日、分かった。3県の加盟店などにはすでに通知が届いているといい、今後は経営資源を本社がある群馬近郊に集中する。撤退対象の店舗は、山形30店、福島13店、茨城32店の計75店。撤退を検討している理由について、同社経営企画部は「売り上げも含めた経営戦略上の判断」としている。

 同社は昨年、長野県の事業をローソンに譲渡。大手のコンビニとの競争が激化する中で、経営効率を高めるため、選択と集中を進める。3県の事業については売却も含め検討中という。

 セーブオンは1月末時点で群馬、新潟、埼玉など8県に578店舗を展開し、売上高は642億4千万円(昨年2月実績)。

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