訓練の成果披露 嘱託警察犬研修会
茨城新聞 20180616
選んだ布をくわえて指導士の元に向かう参加犬=水戸市中河内町の那珂川河川敷選んだ布をくわえて指導士の元に向かう参加犬=水戸市中河内町の那珂川河川敷
県警の嘱託警察犬研修会が15日、水戸市中河内町の那珂川河川敷で開かれ、犬31頭と指導士16人が日頃の訓練の成果を披露した。
研修会は、来年の嘱託犬を選考する秋の審査会に沿った形式で開催。においに基づき犯人の逃走経路を追跡して遺留品を発見する「足跡追及」と、においを嗅いだ後、選別台に置かれた5種類の布から同じにおいを選ぶ「臭気選別」の2部門が行われた。
足跡追及の部には24頭が参加。最上位の警察本部長賞に雄2歳のシェパード「ドン」が輝いた。所有者兼指導士の阿見町、矢口健治さんは「結果が出て非常にうれしい」と笑顔を見せた。県警鑑識課の茂木一彦課長は「においの追及は警察犬にしかできない重要な仕事。警察犬への期待は高まっている」と話した。
小沼なな11歳も参加しました。
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