女の気持ち 脱プラに思う
毎日新聞2018年12月8日
最近、ストローはじめレジ袋など、使い捨てのプラスチック製品が問題になっています。人類は便利で手軽なものに慣れてしまったのです。
私が子どもだった頃は、多くの品物をそろえたスーパーはなく、買い物は個人商店でしていました。豆腐や魚類は鍋などの容器を持参し、しょうゆは空き瓶持参でたるから注いでもらい、野菜は新聞にくるんでもらいました。肉やコロッケは干した竹の皮や油紙で、納豆は三角形の経木(きょうぎ)やわらで包まれていました。
河川や海岸に流れ着いているプラスチック製品を見かけるたび、またマイクロプラスチックが魚のおなかから発見されたというニュースを見聞きするたび、川や海の生き物がふびんでならないと感じます。
買い物に行く時は、なるべく使い捨ての製品を減らそうとマイバッグを持って行きますが、汁の流れ出る肉や魚はすでに発泡スチロールの白いトレーに入ってラップがかけてあります。透明なプラ容器入りのすしや菓子を買って帰ると、結構な量のプラごみがたまります。
どうすればきれいな地球を次世代に残せるのでしょう。何から始めればよいのでしょう。先日ニュースで、レジ袋などの使い捨てプラスチックを4R(リフューズ=断る、リデュース=減らす、リユース=再利用、リサイクル=再資源化)の精神でなくしていこう、と呼びかけているのを見ました。本気で考えている人たちがいることを、心強く思いました。
同じような気持ちの方がいることに感動!
子どもたちに、きれいな環境を残していきたい。
小さいころから環境教育をしている
スエーデンのリサイクルの仕組みに興味をもっています。
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