JAXA バーチャルツアー

毎日新聞 20201117

管制室内部、バーチャルで 筑波宇宙センターオンライン見学 JAXAがツアー

展示館や「おおすみ」も

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、筑波宇宙センター(つくば市)の展示館や管制室をオンライン上で自由に見学できる「バーチャルツアー」を始めた。コロナ禍で宇宙センターの見学は予約制になっており、より多くの人に宇宙と触れ合ってもらうための取り組みとなる。

JAXAは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、宇宙センター内で人工衛星の試作機などを見学できる展示館「スペースドーム」などについて2月末に閉館。6月から見学者の受け入れを再開したが、3密を避けるため、事前予約制で定員50人を30分間ごとに入れ替えている。

バーチャルツアーは9日からスタート。架空のエントランスホールを入り口に、小惑星探査機「はやぶさ2」や開発中の次期基幹ロケット「H3」、1970年に打ち上げられた日本初の人工衛星「おおすみ」などを閲覧できる。

ツアーでは、展示館内部や、全長約53メートルのH2ロケットが展示されている広場、宇宙ステーション運用棟にある管制室などを音声ガイダンスを聞きながら自由に見学できる。各施設では、動画で、日本の宇宙開発の歴史やJAXAの取り組みを学べる。

 

#リアルタイム物語体験

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