今年も100万円寄付

寄付:取手の元生活保護受給者、今年も100万円 市が福祉車購入 
 取手市内に住む元生活保護受給者の女性(77)が、昨年5月の100万円に続き、今年も市社会福祉協議会に100万円を寄付した。協議会は女性の希望に従い、障害者が乗降しやすい「リフト付き軽自動車」を購入。31日、市内で障害者らの移送サービスを営むNPO法人「活(い)きる」に寄贈した。

 女性は昨年、「20年前に母親の介護などで働けず生活保護を受けた恩返しをしたい」として100万円を寄付。協議会は車椅子29台を購入して、福祉施設に贈った。女性は今年も、知り合いの岡田儀春・取手市政策調整課長(54)に、あと100万円寄付したいと連絡した。「最初から200万円を寄付するつもりだった」と意思が固かったという。

 贈られたリフト付き軽自動車は、後部座席が自動で車外に出るため障害者らが楽に座席に座れる。価格は140万円で、うち100万円を寄付金でまかない残りは「活きる」が負担した。「活きる」はこれまで移送用の車を1台しか持たずリフト付き車がほしかったが資金不足だったという。

 「活きる」の染野和成理事長は「理解していただき、ありがたい。障害者らのために活用したい」と感謝していた。【宍戸喜四郎】

毎日新聞の記事~ 各紙に写真入りで掲載されました。

高校の時にお世話になった先輩のことが書かれていて、去年に引き続きうれしくなりました。

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