家事か地獄か 稲垣えみ子著

ご予約の本がご用意できました

「どうして予約したのだろう」

公民館に受け取りに行き

夕食後1時間で完読

短時間集中‍♀️でないと返却日までにお返しできそうになかったからです

 

読み始めてすぐに、わかりました

この方の生き方についてもう少し知りたかったんだと

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豊かさを追い求め

もっとおしゃれなものを着たい

もっと美味しいものを食べたいという欲を膨らました結果

家の中はいつだって、

食べきれない食べ物やら

着きれない洋服やらで溢れかえっていた

そしてそれを収容するために家はどんどんデカくなった

当然

料理も掃除もどんどん大変になり

それをなんとかラクにしようと

「便利なもの」を買い

その便利なものを使って何かしようと思うからさらにモノが増える

・・・・・

つまり私が整理しなきゃならなかったのは

モノより何よりまずは自分の肥大化した欲望だったんである

 

ゴミが立派な資源にな・・・・

全てはうまく循環さえすれば次世代に立派に命が受け継がれていく

 

こんまり様は

不要なモノを処分する際に

つまりは「これってときめく?」

と自分に問う前に

まず

大事なことは「自分の理想の暮らし」を強くイメージすることだと強調している

 

トイレブラシを捨てた私のトイレは

トイレ掃除はどうなったか?

はい

毎朝

便器にクエン酸を小さじ1ほどふりかけて

小さな布でもって

排水溝の奥の方まで手を突っ込んでゴシゴシ掃除する

それが私の新しい習慣だ

 

老いた父の悩み・・・

(歌が好きな父がデイサービスで歌を歌えてよかったと思ったが・・)

「すごく良くしてもらっているけど

結局こっちが主体的に何かをするわけじゃない」

「何から何まで向こうが準備してくれる

ありがたいけれど

それだけだと生きている意味がわからない」という

 

高度成長時代みたいに誰も彼もが目をキラキラさせてモノを欲しがった時代は終わった

それは環境問題解決のためにはむしろ歓迎すべき行動容認である

だがそれゆえにモノが売れず

ここ30年平均賃金はほとんど上がっていない

・・・

要は

お金などそんなになくとも

今も将来も安心して幸せを手に入れる「手段」を誰もが持てれば大丈夫なんじゃないでしょうか

 

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