さくら荘を下高井方面に上り更に林の中へいくと『竹炭小屋』がある
「土地をお借りしているので地代分とのこぎりの替え刃・燃料代の利益があればなぁ」
竹を切ってくださいとの依頼で
竹やぶを竹林にするお手伝いから始まる
依頼主も竹炭の会も喜ぶ 一石二鳥だ
竹は根元から1mは使えない
主に孟宗竹の1mより上10mを使用する
カットした竹は丸めて6ヶ月寝かせる
窯に入れる前に長さを揃えるのも一作業
火入れは朝4時から始まる
とね ふじ こかい 3つの窯にはそれぞれ温度計がついている
煙突に採りつけられた温度計で窯の温度を推測する おおよそ3倍の温度だ
煙の状態で焼きあがりを判断する
はじめは黒→白→無色→紫
「紫煙 一瞬なんだよ」
1分ほどで紫煙が消えた
「ほぼ焼きあがり ふじ(窯の名前)は蒸らしに入る」
煙突の煤は焼いて取る
窯後ろ部分 煙突が斜めになっており蒸気が戻り竹酢(チクサク)液を採る
寒い日雨の日は竹酢液が多く採集される
缶の下に出ているのはコールタールのようなもの ベッタベタ 竹の灰汁のようなもの
竹酢液 容器に入れ替え6ヶ月保存 真ん中部分の澄んだところだけを販売している
竹採集から1年かかる
窯の温度が完全に下がった数日後
いよいよ窯出し開始
火を燃やしたところにも盛り土
丁寧に取り出して行く 真夏の炎天下
やっと窯にたどり着く
「とね*kg ふじ*kg こかい*kg」
細かい竹炭を取り出し中
きれいに取り出されて
竹炭 この繊維 ん~芸術品
本日の焼きあがり分 70kgの竹が17.5kgの竹炭になった
10月に行われる展示会にはこんな竹焼きも出品予定だとか
子どもたちの竹炭見学の際には短時間で焼けるハスや松ぼっくりをお土産に焼いてくれることもある
取た手朝市にも出店している
PR用に試供品として皆様に竹炭をくばる 利益はほとんどない・・・と思う
是非一度竹炭を使ってほしいと言う
竹炭の効果はこちらで
焼きあがった竹を取り出す瞬間に聞く「キーン」と言う金属音がたまらなく好きで竹炭作りを続けているそうだ
わかる!いい音色だもの
竹炭風鈴に加工出来る方法はないのかなぁ
竹炭風鈴の音色をお聴きくださいね
竹酢液の効果
取手地域まちづくり支援事業補助対象事業
竹炭同好会へのお問い合わせは 0297-85-8409 倉持さん