女の気持ち 

孤独死に思う ~毎日新聞100824~

 最近は毎日のように新聞、テレビで老人の孤独死の報道を目にします。誰にもみとられず独り寂しく死亡する高齢者は増加する一方でしょう。

 夫が亡くなったり妻が亡くなったりという、致し方ない現実があります。私も8年前に夫を亡くして1人で暮らしています。姉弟も年々高齢となり、子どもたちにもそれぞれの生活があります。

 年に数回会ったり電話で近況を話したりしますが、入院でもしない限り、孤独死は当然ではないでしょうか。

 あいにく連絡のないこともあるでしょう。人にはそれぞれの生き方があり、神を信じる人も、仏を拝む人も、歩んできた道があります。

 最期のひとときは意識がなくても、苦しくても、不幸とは決められないと思います。PPK(ピンピンコロリ)運動が話題になっていますが、人生の終わりは誰にも分からないことです。

 なるべく迷惑をかけたくないと願っていますが、日ごろの会話の中で、何気なく死後のこと、本人の望むところを聞いてほしいと思います。

 そのために日々、笑顔で楽しい生活を送りたいものです。

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