「ポケットファームどきどき」牛久にも
2日にオープン、地域農業を元気に
JA全農いばらきが運営する、直売所やレストランを兼ねた農業交流施設「ポケットファームどきどき」つくば牛久店が2日、牛久市猪子町にオープンする。同店は茨城町店に次ぐ2店舗目。30日にはマスコミ向けの内覧会を開き、施設を披露した。
つくば牛久店は敷地面積4万7276平方㍍、駐車場の収容台数は350台。食農教育を実践する場として体験農園、体験教室を設置し、直売所とレストランに力を入れた。
直売所に出荷するのは、近隣7JAの協力で募集した、半径20㌔圏内の生産者約200人。既存店より肉売り場を充実させ、茨城ブランドのローズポークや常陸牛を中心に、ハム、ソーセージなどを並べる。
レストランはビュッフェスタイル。ローズポークを使った豆乳しゃぶしゃぶ、どきどき風にアレンジした米粉入りクレープなど、多くのメニューを用意する。
開設の目的は①首都圏に向けた本県ブランド農畜産物の発信②「食と農の懸け橋」機能の具現化③地産地消により地域農業の発展に寄与―など。2011年度は60万人の来場を見込む。
同店の圷秀則所長は「ローズポークのとんかつを名物にしたい。生産者の思いを伝え、消費者との交流の場にし、地域農業を元気にできれば」と話している。
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