取手市 田中酒造さんにやねうら画廊オープン

やねうら画廊:来月11日にオープン 人が集う憩いの場に ~毎日新聞2011.1.21~ 

人が集まるコミュニティースペースを設置し、地元の活性化を図ろうと、取手市取手の老舗酒造会社「田中酒造店」(小川せいこ社長)に2月11日、「やねうら画廊」がオープンする。

 画廊は広さ約21平方メートルで、使われなくなった6畳間と板の間を昨年夏、1カ月かけて改装した。200年以上前に建築された木造2階建て店舗の2階部分。屋根などは古材をそのまま利用しており、懐かしく温かみを感じさせる造りだ。

 同店企画担当の浅野香保里さんによると、地元の作家や学生らのギャラリースペースとして、芸術作品の発表会など「街おこし」に利用してほしいとしている。

 オープンの日は、「取手宿ひなまつり」の開幕日に合わせた。同市在住で、NHK連続ドラマ「まんさくの花」の題字を揮毫(きごう)した書家、豊田法子さんの書展が3月31日まで開催される。

 同店は明暦元年(1655年)創業。県内では8番目、同市内では最古の酒造メーカーとして知られる。問い合わせは同店(電話0297・72・0011)へ。

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