新しい街の魅力をPR ゆめみ野駅で開業イベント-取手 ~常陽新聞2011.05.29~
3月12日開業した取手市野々井の関東鉄道常総線ゆめみ野駅前で28日、
地域交流会が開かれた。
駅周辺の史跡などを巡る10㌔ウオーキングや、
地元の新鮮な農産物などを販売する朝市などが催され、 参加した約300人に、
同市や関東鉄道、 UR都市機構などが、 新しい街の魅力をPRした。
駅開業が東日本大震災発生の翌日となり、
当初予定されていた開業イベントが延期されていたことから、
2カ月半遅れの開催となった。
駅前の仮設広場では、 毎月2回、
近くで朝市を開いている地元の下高井地域振興協議会が特別に朝市を開催し、
取りたてのコマツナやキュウリ、 トマトなどを販売。
乗降客らが立ち寄り新鮮な野菜を買い求めていた。
ウオーキングには、 市内のほか都内などからも計約150人が参加し、
茨城百選に認定されている小貝川の岡堰や、
幹に空いた穴に子育て地蔵尊が安置されている
樹齢1600年のケヤキの大木がある高源寺などを巡った。
都内から参加した男性会社員 (45) は
「仕事で常総線に乗った際、 ウオーキングのポスターを見掛けて参加した。
つくばエクスプレス開通で人の流れが変わり、
ゆめみ野は新しい街として都市化するのではないか」 などと話していた。
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