地元の米粉使用 龍ケ崎のクレッセント

地元の米粉でフランスパン  ~常陽新聞20110701~

龍ケ崎のクレッセントが開発

龍ケ崎市松ケ丘のパン屋「パン・アトリエ クレッセント」=福島俊史店主(47)=がこのほど、地元産コシヒカリの米粉を使用したフランスパンを開発した。

同市塗戸町の横田農場が生産した米粉4割と、カナダ産小麦粉6割を混ぜた粉を使用。小麦粉だけのフランスパンと比べて、もちもちして軽い食感があり、低カロリー。一方、米粉は水分が抜けやすいため、小麦粉だけのフランスパンと比べ時間が経つと形がつぶれやすいなどの難点もあるという。

同店の近くに開店した和食レストランから「和食の惣菜に合う米粉のパンをつくってほしい」と依頼があったのをきっかけに挑戦した。福島店主はこれまでも、牛久市女化で栽培された国産小麦ユメシホウを使ったパンを販売するなど、地産地消にこだわったパン作りに挑戦している。

米粉フランスパンは、小麦だけのフランスパンより1割ほど高い1本280円で販売。ほかにピザ風にしたタルティーヌなど5~10種類販売している。

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