取手一高調整池で除染 1マイクロSv下回る ~茨城新聞20110917~
県立取手一高(取手市台宿)の調整池で、国の除染目安の毎時1マイクロシーベルトを超える放射線量率を測定したのを受け、県教委は16日、調整池の除染を行い、地上1メートルで同0・55〜0・38マイクロシーベルトに低減したと発表した。地表1センチも同1マイクロシーベルトを下回った。
調整池は水が干上がった状態で、除染は土砂を5センチから1メートルの深さで除去し、土のう袋約500袋に詰めた。土のう袋は学校敷地内に仮置きする。
8日実施した同校の追加測定では、調整池内8カ所で同1・65〜1・31マイクロシーベルトだった。除染による低減率は最高で73・2%。
この日は、県立藤代高(同市毛有)でも放射線量がやや高いと連絡があった臨時駐車場で除染を行い、地上1メートルで同1・03マイクロシーベルトから同0・72マイクロシーベルトに低減した。
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