インフィオラータ 花びらで道路に絵--ひたち海浜公園20周年 ~毎日新聞20111006~
国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡)が開園20周年を迎えた5日、道路に花びらで絵を描く「インフィオラータ」制作が行われた。笑顔が絶えることがないようにとの願いを込めて、絵のテーマは「スマイル」。市民ら約40人が参加して5枚の絵を描いた。
インフィオラータはイタリア語で「花のじゅうたん」の意味。同国ジェンツァーノ市の6月の花祭りで毎年お目見えする。神戸市では97年から阪神大震災からの復興を願う観光客参加型イベントとして続けられている。
同公園の敷地は、かつて旧日本軍の飛行場や米軍の射爆撃場として利用された。返還以降は平和利用が進められ、公園は91年10月に開園。花やアトラクションを楽しむ観光拠点として、延べ約1800万人が来園した。
この日は記念式典の後、東日本大震災からの復興と今後の平和を願い、参加者らがインフィオラータに挑戦。カーネーション9000本の花びらを使用して描いた。展示は10日まで。8日の午後1時と3時、みはらしの広場特別ステージで、インフィオラータ・プロジェクトサポーターで歌手の白井貴子さんがライブを行う。
完成品はひたち海浜公園HPで
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