取手市 7月に災害FM開局か?

臨時災害FM局開局へ―取手
7月から半年間、市政情報を放送
取手市は24日、7月中にも臨時災害ミニFM局を開局すると発表した。
通常時は、昼と夕方の1日2時間、放射線情報を中心とした市政情報を放送し、災害時は随時、大雨や河川増水、道路被害、交通情報などを放送する。開設期間は12月までの6カ月間のみ。
臨時災害FM局は東日本大震災後、県内で水戸、つくば、鹿嶋、高萩市の4市で開設された。取手市は5番目。水戸など3市は災害協定に基づいて地元のミニFM局が災害放送を実施したのに対し、自治体単独で開局するのは高萩市に次いで2番目という。
地上デジタル放送への移行により、一時的に周波数に空きができたなどから、総務省がFM放送周波数帯を一時的に開放するのを利用して開局する。開放期間は、周波数再編計画を策定する今年度末までの間で、免許有効期間は6カ月以内に限定されている。関東は周波数が過密な状態で十分な空きが無いことから、6カ月後に新たに免許を取得できる見通しはほとんどないという。
一時的に周波数帯を開放する電波法審査基準が6月上旬に一部改正されるのに合わせて総務省に免許を申請する。周波数は、混線などを防ぐためもともと空けてあるガードバンド帯を利用する。
放送局は市役所内に開設し、臨時職員2~3人を雇用して運営する。開局費用は設備費や人件費を含め半年間で約365万円。
放送内容は毎日正午~午後1時と、午後4~5時の2時間、市が定期的に測定している公共施設の空間放射線量や学校給食の放射能測定結果、除染作業の実施状況を中心に市政情報を放送する。それ以外の午前8時30分~午後5時15分までは音楽などを流す。市民から要望があれば、市民活動を紹介したり、市民自身が出演するなどの番組を制作するなども今後検討したいとしている。

臨時災害FM局開局へ ~常陽新聞20120525~ 同記事 毎日新聞 茨城新聞

7月から半年間、市政情報を放送

取手市は24日、7月中にも臨時災害ミニFM局を開局すると発表した。

通常時は、昼と夕方の1日2時間、放射線情報を中心とした市政情報を放送し、災害時は随時、大雨や河川増水、道路被害、交通情報などを放送する。開設期間は12月までの6カ月間のみ。

臨時災害FM局は東日本大震災後、県内で水戸、つくば、鹿嶋、高萩市の4市で開設された。取手市は5番目。水戸など3市は災害協定に基づいて地元のミニFM局が災害放送を実施したのに対し、自治体単独で開局するのは高萩市に次いで2番目という。

地上デジタル放送への移行により、一時的に周波数に空きができたなどから、総務省がFM放送周波数帯を一時的に開放するのを利用して開局する。開放期間は、周波数再編計画を策定する今年度末までの間で、免許有効期間は6カ月以内に限定されている。関東は周波数が過密な状態で十分な空きが無いことから、6カ月後に新たに免許を取得できる見通しはほとんどないという。

一時的に周波数帯を開放する電波法審査基準が6月上旬に一部改正されるのに合わせて総務省に免許を申請する。周波数は、混線などを防ぐためもともと空けてあるガードバンド帯を利用する。

放送局は市役所内に開設し、臨時職員2~3人を雇用して運営する。開局費用は設備費や人件費を含め半年間で約365万円。

放送内容は毎日正午~午後1時と、午後4~5時の2時間、市が定期的に測定している公共施設の空間放射線量や学校給食の放射能測定結果、除染作業の実施状況を中心に市政情報を放送する。それ以外の午前8時30分~午後5時15分までは音楽などを流す。市民から要望があれば、市民活動を紹介したり、市民自身が出演するなどの番組を制作するなども今後検討したいとしている。

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