ロングマット水耕苗 取手市

ロングマット水耕苗の田植え 中国国営農場などから視察団 茨城
2012.5.31 02:10
中国などからの視察団がロングマット水耕苗の田植えを興味深そうに見守った=つくばみらい市谷井田(石田努撮影)
ロングマット水耕苗を使って田植えを行っている取手市野々井の農業、下田耕一さん(63)の水田に30日、中国国営農場などから視察団が訪れた。
ロングマット水耕苗は専用の水耕苗装置を使って稲をマットで育てるもので、土を使用しないことから苗が軽く、運搬が容易。マットの長さが6メートルあり、箱苗(はこなえ)10枚分を連続して田植えを行うことができるため、30アールを一気に植えることができる。しかし、初期投資が必要なことなどから導入している農家は県内でも数件という。下田さんは6年前から導入している。
この日は、中国黒竜江省の国営農場から李玉成副局長ら15人が訪れ、ロール状になった苗を観察した。下田さんは箱苗とロングマット水耕苗の重さの違いなどを説明した後、田植え機で苗を植えていった。李副局長は「素晴らしい技術。中国の条件で実証試験をしてみたい」と話していた。

ロングマット水耕苗の田植え 中国国営農場などから視察団 ~産経新聞20120531~

ロングマット水耕苗を使って田植えを行っている取手市野々井の農業、下田耕一さん(63)の水田に30日、中国国営農場などから視察団が訪れた。

ロングマット水耕苗は専用の水耕苗装置を使って稲をマットで育てるもので、土を使用しないことから苗が軽く、運搬が容易。マットの長さが6メートルあり、箱苗(はこなえ)10枚分を連続して田植えを行うことができるため、30アールを一気に植えることができる。しかし、初期投資が必要なことなどから導入している農家は県内でも数件という。下田さんは6年前から導入している。

この日は、中国黒竜江省の国営農場から李玉成副局長ら15人が訪れ、ロール状になった苗を観察した。下田さんは箱苗とロングマット水耕苗の重さの違いなどを説明した後、田植え機で苗を植えていった。李副局長は「素晴らしい技術。中国の条件で実証試験をしてみたい」と話していた。

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