スロープは平らに暗闇にあかりを

夕方 我が家前

車いすに乗った男の人が困った風

「ドラッグストアまで車いすを押して行ってもらえますか」

聞けば、ご近所の方

なのに初対面

「買い物はいつもどうされているのですか」

「毎週木曜日にヘルパーさんが来てくれるのですが必要なものができて

買い物に行こうとしここまで来たのですが」

草臥れてしまった様子

お買い物を終えお住いのスロープで、車いすが身動き取れなくなった。

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店長の力を借りて家まで送ることができた。

真っ暗の中 狭い下りスロープをどんな思いで降りたのだろう。

数十分の出来事から、何重ものことを学ばされた。

「いつでもお電話くださいね」

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