東京メトロでブロードバンドが使用可能

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東京メトロ全線 28日からWiMAX対応 ブロードバンド 地下鉄に拡大
2013.5.27 22:02 (1/2ページ)[鉄道]
スマートフォンなどの普及とともに、地下鉄のブロードバンド(高速大容量)化が進む
大都市の地下鉄トンネルでデータ通信可能なエリアが広がっている。UQコミュニケーションズのデータ通信サービス「WiMAX(ワイマックス)」が28日正午から、東京メトロ全線でつながるようになるほか、29日には大阪市営地下鉄御堂筋線でも携帯各社のサービスエリアが拡大。地下鉄のブロードバンド(高速大容量)化が進む。
鉄道各社は従来、マナーの問題から車内での通話を禁じており、通信事業者はトンネル内に通信網を敷設してこなかった。
ここ数年はスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末が急速に普及し、車内で通話以外に、メールの送受信やウェブサイトの閲覧などデータ通信の需要が拡大。東日本大震災を契機に「事故などで地下鉄に閉じ込められた際に家族と連絡が取りたい」との要望が相次いだことから、トンネル内への回線敷設が進んでいる。
都内の地下鉄では3月下旬から、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI(au)、イー・アクセスの携帯電話でデータ通信が可能になった。
地下鉄トンネル内は高低差やカーブが多いため、携帯各社は都内全域で「漏洩(ろうえい)同軸ケーブル」と呼ぶ方式を採用。スリットと呼ばれる穴から外部に電波が漏れ、全長をアンテナとして使えるケーブルを線路沿いに敷き、車内に電波を届けている。一方、ワイマックスはケーブルを敷かず、電波を約500メートル飛ばせる送受信機を各駅のホームの両端に設置し、線路内を電波で覆う方式を採用している。
ワイマックスの周波数は2・5ギガヘルツ(ギガは10億)と、携帯の800メガ(メガは100万)~2ギガヘルツに比べて高い。このため「電波の直進性が強く、多少のカーブに当たっても反射しながら前に進める」(UQ)特徴がある。

東京メトロ全線で 5月28日からWiMAX対応 ブロードバンド 地下鉄に拡大

産経新聞 20130527 22:02

スマートフォンなどの普及とともに、地下鉄のブロードバンド(高速大容量)化が進む

大都市の地下鉄トンネルでデータ通信可能なエリアが広がっている。UQコミュニケーションズのデータ通信サービス「WiMAX(ワイマックス)」が28日正午から、東京メトロ全線でつながるようになるほか、29日には大阪市営地下鉄御堂筋線でも携帯各社のサービスエリアが拡大。地下鉄のブロードバンド(高速大容量)化が進む。

鉄道各社は従来、マナーの問題から車内での通話を禁じており、通信事業者はトンネル内に通信網を敷設してこなかった。

ここ数年はスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末が急速に普及し、車内で通話以外に、メールの送受信やウェブサイトの閲覧などデータ通信の需要が拡大。東日本大震災を契機に「事故などで地下鉄に閉じ込められた際に家族と連絡が取りたい」との要望が相次いだことから、トンネル内への回線敷設が進んでいる。

都内の地下鉄では3月下旬から、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI(au)、イー・アクセスの携帯電話でデータ通信が可能になった。

地下鉄トンネル内は高低差やカーブが多いため、携帯各社は都内全域で「漏洩(ろうえい)同軸ケーブル」と呼ぶ方式を採用。スリットと呼ばれる穴から外部に電波が漏れ、全長をアンテナとして使えるケーブルを線路沿いに敷き、車内に電波を届けている。一方、ワイマックスはケーブルを敷かず、電波を約500メートル飛ばせる送受信機を各駅のホームの両端に設置し、線路内を電波で覆う方式を採用している。

ワイマックスの周波数は2・5ギガヘルツ(ギガは10億)と、携帯の800メガ(メガは100万)~2ギガヘルツに比べて高い。このため「電波の直進性が強く、多少のカーブに当たっても反射しながら前に進める」(UQ)特徴がある。

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