酒造米:家庭で作りませんか バケツで栽培、参加者募集
取手の醸造元、創業360年記念 毎日新聞 20130620日
取手市取手の日本酒醸造元「田中酒造店」が来春、バケツでできる家庭での酒造米作りを企画している。
名付けて「自分ちで作ったバケツ米」。創業360周年を記念し、米に感謝する気持ちを込めた。
店頭での実験を始めるとともに、参加希望者の仮予約も受け付けている。
同店は1655年創業。記念事業として「酒造米をみんなで育てよう」と発案した。
小川せいこ社長は「まず米作りから始め、日本酒がどのようにできるのかを知りながら、節目をお客様と一緒にお祝いしたい」と話している。
栽培実験は今月上旬にスタート。
店頭にプラスチック製の箱(幅75センチ、奥行き50センチ、高さ20センチ)を置き、
酒造米「日本晴」の苗20本を手植えした。現在は30センチほどに育っている。
田んぼとは異なり、栽培面積が小さいことから、真夏の温度上昇など課題があるものの、対策も含めて検証していく。
来春はそれぞれの参加者宅でバケツ栽培に着手。
収穫した米に農家の生産米を足して原料とし、同店が醸造する。
参加者は蔵出しやラベル張りを手伝い、720ミリリットル入りの日本酒が贈られる。
360周年を迎える2015年の元旦、自家製の米が入った新酒で祝ってもらうという趣向だ。
参加費は2000円。
問い合わせは同店(0297・72・0011)。
今では、田中酒造店の顔となったオブジェ
大中小の容器で育てているバケツ米・・この秋が楽しみです。
楽しい企画に一口乗ってみました(笑)