大雪の後のお互い様

大雪:渋滞の国道、助け合い…軽井沢

毎日新聞 20140216

長野県軽井沢町の国道18号では、30時間以上立ち往生するドライバーに、

沿道の市民が温かい食事や飲み物などを差し入れた。

同町の喫茶店「鐵音(くろがね)茶房」店主、羽山賢次郎さん(70)は、妻静さん(66)と共に、

冬季閉鎖中の店を開放。羽山さんによると、15日午前1時ごろから、店の前の国道の車が動かなくなった。

「みんな食べものがないだろう」と思い、15日朝から、うどんやカレー、お雑煮を無料で提供した。

軽井沢に住んで約45年。

食べた人が16日朝、店の前の雪かきをしてくれた。

「一宿一飯の恩義と言ってくれた」と羽山さんは話す。

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