各地でオリジナルダンス

茨城新聞動画ニュース 20140417

郷土へ愛着深めて みとちゃんダンス完成 市立小教員振り付け

 

水戸市のマスコットキャラクター「みとちゃん」の応援歌に振り付けした「みとちゃんダンス」が16日までに、完成した。

振り付けは市立小学校の教員が担当した。

市教委はダンスを収録したDVDを製作、月内に全ての市立幼稚園と市立小中学校に配布し、体育の準備体操などに活用してもらう考え。

市教委は「ダンスを通じて体力づくりとともに、郷土への愛着を深めてほしい」としている。

市教委は3月末までに市内各地で市民がみとちゃんダンスを踊る動画も作成し、インターネットの動画サイトに掲載する予定。

市民に広く周知を図りたいとしている。

応援歌は、市職員のバンドが昨年10月に発表したポップス調の「もっとmeetみとちゃん」。

振り付けを考案したのは、昨年12月に市教委から要請された市立小学校の教員7人で、アイデアを出し合いながら約1カ月かけて仕上げ、1月15日にDVDに収録した。

ダンスは、納豆のわらつとの形をした頭や歩いている様子などみとちゃんの特徴を取り入れるとともに、応援歌の歌詞に出てくる納豆のねばりや千波湖の花火、強い黄門様などを表現している。

さらに、同市出身の第19代横綱・常陸山の土俵入りを表す動きも取り入れた。

加えて、足の不自由な人や高齢者もダンスを楽しめるよう気を配り、座った状態のまま手を中心に動かす上半身だけのパターンも用意した。

考案メンバーの小野寺雅之教諭(36)は「簡単で覚えやすく、動きが早過ぎず、運動量もしっかり確保できるものにした」と話す。

動画サイトの活用を巡っては現在、全国の自治体でAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」に合わせ、地元の名所などを背景に市民が踊る様子を掲載する動きが流行。

市はみとちゃんダンスで独自色を出したい考え。

このほか、市教委は市内の事業所へのDVD配布も検討している。

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