小沼ななちゃん 日頃の訓練の成果は出せたのでしょうか?
20140616 茨城新聞動画ニュース
警察犬と指導士、訓練の成果発表 県警、水戸で研修会
県警の嘱託警察犬の訓練状況を確認する研修会が13日、水戸市中河内町の那珂川河川敷で開かれた。
来年の嘱託犬を選考する11月の審査会に向け、現嘱託警察犬など35頭と指導士19人が参加、日頃の訓練の成果を発表した。
研修は、臭いから容疑者の逃走経路を追い遺留品を探し出す「足跡追及」と、目的の臭いを嗅いだ後、
選別台に置かれた5種類の布から同じ臭いを選ぶ「臭気選別」の2部門で実施した。
昨年嘱託を受け、行方不明者捜索の出動歴があるシェパード犬「アルト」(雄、2歳)と参加した水戸市の指導士、江橋裕也さん(33)は
「今回は暑さにやられ、普段の成果が出なかった。11月の審査会に向けて調整していきたい」と意気込みを示した。
県警鑑識課によると、昨年の警察犬の出動件数は67回。
このうち行方不明者の捜索は37回だった。
同課の益子正寛課長は「臭気に関する鑑識材は警察犬だけ。
犯罪捜査はもちろん、今後、認知症などで行方不明となる方の捜索に期待している」と話した。