ふじしろ図書館特大絵本袋6枚を取手の主婦が手作り

ふじしろ図書館特大絵本袋6枚 取手の主婦が手作りで 毎日新聞 20140826

取手市立ふじしろ図書館(同市藤代)で、特大絵本を入れる手作りの袋6枚がお目見えした。

布地は同館職員の近藤たみさん(36)が提供したフランス製で、

同市のボランティア団体「布絵本の会いないいないばあ」会員の主婦、

馬場晴子さん(73)が作製した。

馬場さんは「子どもたちがワクワクしながらこの袋に絵本を入れて読んでほしい」と話している。

特大絵本は複数の子どもが同時に読むことができる絵本で、

大きさはさまざま。貸し出しの際は1冊ずつ市販の無地の袋に入れているが、

特大絵本の冊数が年々増え、市立図書館全体で70冊に上ることから、

貸し出し用の袋が足りなくなっていた。

このため、近藤さんが布絵本を制作している馬場さんに相談。

馬場さんも特製袋の制作を快諾し、裏地や持ち手を縫い付けるなどして

縦40センチ、横70センチの袋6枚を2週間がかりで仕上げた。

布地は約10年前、近藤さんがフランス旅行の際に専門店で購入し、

自宅に保管。中世の城や舟に乗った漁師などが描かれており、

近藤さんは「目的は決まっていなかったが、柄が気に入って買った。

宝物が形になった」と利用を呼び掛けている。

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