茨城新聞 20141018
取手市取手の常陽銀行取手支店(挽地潤支店長)できのう、
ニセ電話詐欺対策の声掛け訓練が行われ、
参加した行員は被害を水際で防ぐ際のポイントを確認した。
訓練は、高齢者役の取手署員が窓口を訪れ、高額の引き落としを試みるという設定。
応対した行員は目的や経緯を質問し、途中からは報告を受けた上司が
ニセ電話詐欺の疑いがあることを伝えた。
同署によると、管内では16日現在で18件、約8200万円の被害を確認しており、
被害額はすでに昨年1年間の合計を上回っている。
同支店窓口担当の永野李紗さんは「取り扱い件数も多いので、
(確認作業が)ルーティンワークにならないよう気を付けて応対したい」と話した。