茨城取手二中で被爆柿の木植樹10年式典 “2世”に中学生ら平和誓う
産経新聞20141129
取手市寺田の市立取手二中で28日、「長崎被爆柿の木植樹10周年記念式典」が開かれ、被爆柿の木2世の前で生徒たちが改めて平和を誓い合った。
学校創立50周年の平成16年に植えられた被爆柿の木2世の前で行われた式典には、被爆した柿の木を回復させた樹木医の海老沼正幸さん(65)も出席。
柿の木の前に設置したプレートが披露され、生徒会長の浦野菜々さん(14)が「今、平和で暮らせることをこれからも伝えていきたい」と平和への誓いを述べた。
この後、被爆柿の木2世の植樹を世界中に広める活動を進めている「『時の蘇生(そせい)』柿の木プロジェクト」の宮島達男代表(57)から同校に感謝状が贈られた。