茨城新聞動画ニュース
震災による犠牲者を追悼するキャンドルナイトが、水戸市三の丸1丁目の県三の丸庁舎前広場で開かれ、
参加者がキャンドルに次々と点火、明かりでかたどった「3・11」が暗闇に浮かび上がった。
キャンドルナイトは大好きいばらき県民会議が主催して実施し、
県内のNPOやネットワーカー連絡協議会などが約5千個のキャンドルを並べた。
午後5時半に点火した後、参加者は全員で1分間の黙とうをささげ、
同市立第二中吹奏楽部がフルートの四重奏を夜空に響かせた。
水戸啓明高美術部は発光ダイオード(LED)のキャンドル約千個を使って、
平和の象徴のハトを暗闇に描いた。
絵柄を考案した同高1年、綿引海渡さん(16)は
「被災地の人々がごく自然に平和な日常生活を送ることができるよう思いを込めた」と話した。