文化財展 東漸寺所蔵の絵馬など展示 取手で企画展 毎日新聞 20150314
取手市埋蔵文化財センター(同市吉田)は、
企画展「よみがえる文化財と郷土の歩み」を開いている。
1月に県文化財に指定された東漸寺観音堂・山門(同市本郷)など大がかりな修理を経て
再生した貴重な文化財に焦点を当てている。
同寺の観音堂は1667年、山門は1690年に建造され、
2006〜10年に解体・復元されている。
企画展では観音堂が描かれた同寺所蔵の「絵馬」(縦72センチ・横91センチ、制作年代不詳)や
1810年の修理履歴が分かる墨書きの棟札などを展示している。
このほか、いずれも保存修理が行われた旧取手宿本陣染野家住宅(県指定文化財)、
竜禅寺三仏堂(国の重要文化財)の関連資料など百数十点を展示した。
4月19日まで(月曜休館)開催。
入館無料。
27〜29日には東漸寺観音堂を特別公開する。
問い合わせは同センター(0297・73・2010)。