142年の歴史に幕 茨城・取手の小文間小で閉校式 産経新聞20150323
取手市小文間の市立小文間小(吉田典子校長)で22日、閉校式が行われ、142年の歴史に幕を降ろした。
小文間小は明治6(1873)年、市内の寺院「西光院」に開校したのが始まりで、
市内でも歴史の古い小学校の一つ。
児童数の減少で、4月からは吉田小、井野小と統合し、取手東小として新たにスタートする。
この日の式典では、矢作進教育長が閉校を告示。
19日に卒業式を終えた6年生の斉藤圭祐君が児童を代表して
「小文間小は、お父さん、お母さん、おじいちゃん、
おばあちゃん、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんの学舎。
これからも自分の子供や孫に語り継いでいきたい」とあいさつした後、
吉田校長が藤井信吾市長に校旗を返納した。
会場には、お年寄りや児童の父母といった卒業生ら約300人が訪れ、
式典の様子を見守った。