毎日新聞 20150522
取手署は21日、県立藤代紫水高(取手市紫水)グラウンドでスタントマンによる自転車交通安全教室を開いた。全校生徒約700人が参加。2台の自転車が真正面から激突する場面では大きな悲鳴が上がり、夜間の無灯火走行に潜む危険を体感。左折する大型車の左側を並走した自転車が巻き込まれる事故も再現し、内輪差の存在を指摘した。
恐怖を直視させる教育法で、「シャドウ・スタントプロダクション」(東京都町田市)の6人が文字通り体を張って実演。生徒会長の3年、市河寛登さん(17)は「自分の身に起きたらと思うと恐ろしい。安全な乗り方を心がけます」とお礼を述べた。